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院長あいさつ

―「傾聴の心」を忘れず、地域医療の中で必要不可欠な存在に―

医療法人社団 竹口病院 医院長 竹口 甲二医療はサービス業の最たるものです。そして、この医療に携わる者としてわたしたちが最も大切にすべきことは、患者さまの声に誠心誠意耳を傾けること、つまり「傾聴の心」です。
患者さまの心身の状態に合った医療行為を行おうとした場合、まず話を聴くことが重要になります。そして傾聴とは、ただ話を聴くだけでなく、患者さまの気持ちを察し、患者さまと同じ思いを共感的に受け取らなければなりません。そして、患者さまがこちらに何を訴えているのかを理解し、わたしたちのできる最大限の努力をする。これが、まず第一に考えるべき事です。

また昭和21年より医療活動を開始した竹口病院は、「地域医療の中で、必要不可欠な存在となる」ことを目標としています。
日本の社会基盤、そして医療制度のひずみにより、昨今では「社会的入院」(介護を要するお年寄りを入院させたままになること)の問題がクローズアップされてきました。そして現在、医療制度の改革が進められる中で、この社会的入院をいかにして減らすか、という議論が活発になされています。しかし、現状の路線で医療制度を変革した先に見えるのは、多くの、いわゆる医療難民の輩出かもしれません。

このような現状を踏まえ、わたしたちは本当の意味での社会的入院とはいったいどういう状態のことなのか、また日本家屋の事情、そして患者さまとそのご家族それぞれの状況を考慮した場合に、どうすればわたしたちがお役に立てるのかを考えて、医療活動を続けていきたいと考えています。
そして急速に進む高齢化社会の中で、医療の基本となる人類愛と生命の尊厳を忘れることなく、医療・看護・介護・社会的支援の活用を行うべく、努力をしていく所存です。


医療法人社団 竹口病院
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